1917年アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ市で保険代理店を営んでいた創設者メルビン・ジョーンズ氏(当時34歳)は、彼が参加していたビジネスサークルが単なる商売上、社交上の集まりに疑問を抱き、多くの指導者的立場にある実業家の集まりが、単に利己的な商売上の、あるいは社交上の会合にとどまらず、会員がその力(知恵と労力と資金)を結集するならば、個人では成し得ない社会奉仕も可能であろうという構想のひらめきから、友人の指導的立場にある人々に呼びかけました。
もちろん、誰ひとり反対することなく、その人達の熱烈な協力により、種々の困難を乗り越えて社会奉仕をする団体、つまり「友愛と奉仕」をスローガンに掲げた『ライオンズクラブ』を誕生させました。また、現在では世界最大の社会奉仕団体でもあります。